菊型の器形に見込みは鉄釉で桐の葉紋。
内側は布目になっています。底に作介作の陶印があります。
全部で29客あり、27客が無傷です。木箱が要る方はおっしゃって下さい。


初代加藤作介

1808−1893 江戸後期-明治時代の陶工。
文化5年生まれ。尾張(愛知県)の人。赤津窯分家加藤景元の7代をつぐ。
古法にならい茶器,酒器をつくった。明治26年11月18日死去。86歳。名は景清。
通称ははじめ作兵衛。号は寿斎。

なお、本作は時代から言って二代か三代の作と思います。